今夜の言葉は和田剛毛さんより、メンバーの語 彙を増やすため、日本語の源流、中国からの四文字熟語をたくさん使ってもらいたい、「今夜 30 個出ればいい」ですね、という提案でした。
「準備話」の部(ここは外来語 OK):
1 人目の準備話の講演者は栗原秀造さんです。お題は「より豊かな人生を送るために ~こ れからの3年~」です。昨年から半年期東京セカンドキャリア塾に通った栗原さんは、「3年後に自分の人生をどうしていたいか」いうテーマを与えられ、現状評価にもとづいて3年後の目標を立てたそうです。まずは、 趣味学習について、一つ目が弓道。50年の経験があるが、3 年以内に指導者として活躍し たい。二つ目が通訳案内士、7年連続不合格ですが、3年後には合格し地域の通訳ガイドになり たい。三つ目が俳句、現在ランキングが低いが 3 年後にはトップ10 を取りたい。という目標です。次は、仲間・ 友達について。いまはオンラインで友達と交流していますが、コロナ後には、リアルと併せ交流を続けたい。3つは、健康。自分の運動機能を維持し続け、3年後、病気の完全回復を目指す。4つ目は、 仕事、社会貢献。いま月に2日しか働いていないが、ボランティア含め7日間働きたい。5 つ目は、夫婦、家族。奥さんに家事の手伝いを申し出たら、「それより部屋の片づけを最優先するように」言われたそう。これらの3年間の目標に向かって頑張り、よりよい豊かな人生を送りたいというお話しでした。目標持つのが大事なことを気づかされました。
2人目の準備話は和田剛毛さんよりの「最強の学習法」です。自分が小学年の頃、いくら勉強しても成績が上がらないので、要領が悪い、学習能力が低いとよく同学年の友達に小馬鹿にされ ました。社会人になっても一向に変わらないが、この苦境を乗り越えられたのが、自分で「先生ー生徒メソッド」を開発してからです。勉強法を変わるだけで、一発逆転できました。資格試験も簡単に受けられ、仕事も効率化でき、スピーチまで、要領よく覚えられるよう になりました。「先生ー生徒メソッド」というのは、間違えた問題を先生のように自分で解説し、 それを生徒のように自分で聞く、というものだそうです。耳から聞くことによって、理解が深まり、全体像も簡単に掴めるそうです。このメソッドは勉強に効果的であるだけでなく、人間関係、知識の取得、仕事、スピーチまでうまくいくとのことなので、皆様は試してみてはいかがですか。
3人目の準備話は、新城東平さんによる「一途な浮気者」です。お題を見る限り、不倫の話? と思いきや、仕事の浮気のことでした。5 年間務めた大好きな会社をやめて、別の仕事に浮気しました。なぜ浮気してしまったのか。その理由は、長年、一途に「オリンピック」を愛していてどうしても今回の東京オリンピックの仕事に関わってみたいという思いが募ったからで、周りの反対を押し切ってオリンピックの仕事をするようになりまた。確かにオリンピックの仕事は短期だし、中止などの危険もあ るかもしれない。絶対失敗するだろう、良い結果にはならないだろう。と思いつつ、声をかけられたら、つい浮気してしまったそうです。その背景にあったのは、地元の広島県呉市の戦艦ヤマトについての著書もある吉田満の言葉でした。「絶対失敗すると思われることをやるのには意味がある」、「その先駆者が必要である」ことを吉田満の言葉から教えられたのです。 新城さんの一途の気持が伝わってきましたし、本当に素晴らしい浮気ですね。
「突然お題」の部。進行役は谷津姫様。テーマは桜にまつる話題でまさに季節にふさわしいお題でした。 総合論評の部。総合論評は曽我部うっららさん。論評の中で、沢山の四文字熟語が使われて、盛り上がりま した。理路整然。泰然自若。論旨明快。一心不乱。粉骨砕身。元気溌剌。一球入魂。精力旺盛。滅私奉公。無理難題。などでした。 表彰:最優秀突然お題賞はお客様の中村さん、最優秀論評賞はぶらり美津子さん、最優秀準 備話は栗原秀造さんでした。