「メリークリスマス!」TMOEは「帰ってきたお父さん」、W氏です。「毎年生まれては儚く消えていく、私の希望とは何でしょう?」と出席者に問うと、「年末ジャンボでしょ」と即答されていました。
さて、「今夜の言葉」はPさんから。クリスマスらしく「輝かしい」という言葉です。今日は誰が輝くのでしょうか?
準備スピーチの1人目はYさんで、CC#6の「ボーカルバラエティ」に挑戦です。タイトルは「25年目の逆転」。なんと結婚25周年を迎えられたとのこと。
5年、10年と経つうちにいつしか家庭での地位が「逆転」し、25周年目を迎えた頃にはすっかり夫は「飼育」されていたのでした。Yさんのキュートな一面を垣間見ることが
できる内容です。悲哀がありつつもユーモラスなスピーチに会場は大受けでした。
なんと想定外のテクニカルプログラムが発生!AC#6のI氏のスピーチがプロジェクター故障により、次回の日本語例会へ延期となりました。残念!
準備スピーチの最後は、江戸トーストマスターズより、大ベテランで全国大会第三位のHさん。オーラが違います。AC#5「本当に笑えるスピーチ」として、「潜入?男性料理教室」と題するお話です。タイトルからして興味をそそられますが、本スピーチは男性料理教室のただのレポートにあらず。その中で繰り広げられる人間模様を通してH氏が得たものは、人生の知恵ともいえる深い学びだったのです。その学びの一つ「理性の下の本能」は、「あるある」ネタの宝庫でした。
ホント、こういう人いますね。リタイア後に前の仕事の自慢は痛いですね。もう一つは「空気を読んで自分のポジショニングを知る」これも共感できる~!!
どんな集団・組織でも大御所は立てなければなりません。H氏の立ち回りは組織でのし上がるためにも即応用できるスキルであるばかりでなく、リタイア後に円滑な人間関係を形成するためにも役立ちますよね。素晴らしい内容に心から楽しめました。
今回のテーブルトピックは凄いです。O氏の企画力、演出力は本当に秀逸です。クリスマスということで皆さんプレゼント交換の準備をしておりましたが、これもただの交換では終わりません。受け取ったギフトから発想して、自分の一年を振り返るという即興スピーチを要求されるのです。それも全員です。ゲストさえも容赦されません。「なぜなら、これはスピーチクラブだから」(O氏)人数が多いため、第1部と2部に分かれて実施されました。
今回は1位と2位が選ばれることになります。同時に、「プレゼント大賞」も投票されました。以下、ざっと紹介いたします。
(第1部)
1.Aさん 「お茶の友」を貰って「会社統合で忙しくなるので、お茶の友を心の支えに」
2.Iさん 「松岡修造の本」を貰って「ダイエット成功で体も丈夫に、そしてこの本で人生も楽しく」
3.Dさん 「図書カード」を貰い「図書カードは欲しい本にはちょっと足りない。仕事もスピーチもあとちょっと足りない年でした。」
4.T(私)「お風呂コスメ」を貰い「断食でダイエットした後は、これでお風呂に入り代謝アップさせたい」
5.Sさん 万年筆(カクーノ)を貰って「デジタルになった世界では万年筆での手書きは貴重。日本のイノベーション、女性躍進も頑張れ!」
6.Kさん 青山で行列ができる「ポップコーン」を貰い「映画にこのポップコーンを持っていきたい」※並んでKさんが購入したというこの品が見事「プレゼント大賞」受賞!
7.Mさん ナチョスやその他スナックの詰め合わせを貰い「人生にはこのお菓子のように甘く、しょっぱいスパイスが必要。今年は変化の多い年でした」
8.Kさん(ゲスト2回目)TMCセットを貰い「1月に結婚しました。輝かしい来年もみなさんとご一緒に」(二次回で参加表明ありました!)
9.Tさん(ゲスト2回目)TMCセットをもらい「去年のクリスマスは仕事でプレゼントもなし。今年は香港から東京へ来て新居も購入、来年はエキサイティングな予感」
休憩をはさみ、論評へ。「STAP細胞は発見されなかったが、スピーチ上達のコツは『ありま~す』!そのコツを学べるのが論評なのです」(総合論評担当のSさん)
1.Yさんのスピーチへの論評はFさん(初!)。メッセージとサブメッセージについて図表を効果的に示しながら分析。自然体で分かりやすいスピーチだが、手のジェスチャー抑えると尚良いと論評。
2.Hさんのスピーチへの論評はKさん。1年を締めくくるような「輝かしい」スピーチであった。1歩前に出てくる導入・ボディランゲージが素晴らしい。
ドスの効いた声などボ-カルバラエティも。大変勉強になったスピーチだが、もっと多彩な表現も見たかったと論評。
ここでテーブルトピックの第二部です。初めに江戸トーストマスターズの方々から。
1.Hさん スライムをもらい「スライムは色々な形に変わる。来年はこのスライムのように柔軟に、甘くいきたい」
2.Kさん サンタチョコレートをもらい「役員をやっていると長期的な視野をもって考えることが多くなかなか大変。でも充実している。
チョコのように「甘く」役員を見守ってください」
3.道に迷ったKさん スライムをもらい「これを好きだった人を思い出しました。運が良くなりそう」
ここからは日本橋トーストマスターズから
4.Pさん JobsのDVDをもらい「この輝かしいDVDに触発されて社長になりたい!人生を変えていきたい。TMCにも新たに挑戦したい」
5.Wさん オーガニックチョコをもらい「初めてチョコを貰ったのは、チヨコおばさん、そしてレイコさんからだった。美味しくて感動した」
6.Yさん チョコレートをもらい「チョコレートは好きなもののひとつ。妻に贈りたい。女性は最初に男性に勝たせるが、最後は勝つ。逆転の関係」
7.Tさん 「論理的な話し方」の本を貰い「ビブリオバトルの主催者である著者とはFBでつながっている。この本を読んでTMCでの話術に磨きをかけたい」
8.Fさん 銭湯の券をもらい「最近は職場近くの銭湯に行き始めた。安いし、面白い」
9.Kさん ペンケースをもらい「ペンケースが欲しかったので既に通販で購入してしまった。なぜペンケースかというと、今年の4月から日本女子大の通信大学に入学したから。土曜日も学校に行っており、3年で卒業したい」
10. Kさん 「ユーモアスピーチのコツを会社の忘年会で披露し、爆笑を誘った。しかし、コスプレチームに負けてしまった」
11. Iさん(ゲスト1回目)「2014年に池袋から引っ越し、家探しの真っ最中。以前はコミュニケーションが大嫌いで、エリートの自分は周りの人間をクズだと思っていました。でもこのままではいけないと思い、自分を変え、今では人と会うのが楽しい。今までの人生が180度変わり、女性からも好きだと告白されました。」(大爆笑!見事な話術を披露したIさんにO氏より「TMCに入りなさい」という判決が下されました。)
終盤に近付き、Sさんより総合論評です。以下、概要となります。
まずTMOEのWさんは、プレゼントのフォローをしたりクリスマスのムードを盛り上げることに貢献されていました。また、Aさんは飾りつけなどに大変尽力いただきました。
「今夜の言葉」もクリスマスに相応しいチョイス。役割の紹介に関しては、脱マンネリを目指し、1つのスピーチだと思ってやってほしい。その点では、皆さん、独自の説明内容を工夫していました。Oさんのテーブルトピックは、全員参加という点、またもらったプレゼントに対し即興スピーチを行うというアイデアは素晴らしい。
誰からの贈り物かが分かるのも良いし、細やかな気遣いがありました。論評に関しては、そのフィードバックにより話者が成長するので、遠慮せずにスピーチを改善する論評を行うことが必要。その点、このたびの論評者には少し遠慮が見られました。Fさんは分析力を発揮して良かったので、次回は話者がスピーチの目標をどう達成したか明確に言ってあげると良い。Kさんは、スピーチのどこが良かったのか具体的にポイントを挙げると良い。
ベストスピーカーはHさん。
ベストエバリュエーターはFさん。
第一部テーブルトピック賞は、Sさん/T
第二部テーブルトピック賞は、Iさん/Wさん
連絡事項としては、会計より、クラブの経済について役員会で検討が行われており、1月にドル高に伴う会費値上げ(200円~300円ほど)の報告を予定しているとのことです。
次回163開例会は、人形町区民館での英語例会となります。