今回は記念すべき第150回例会で、場所は人形町区民館、言語は日本語で行ないました。
ゲストが10名参加した賑やかな例会で、内容としても準備スピーチ3本、論評3本、ワークショップ、そして入会式と盛りだくさんの例会になりました。
まずは我がクラブのD会長からの挨拶、第150回例会(約5年)における祝辞、そして「日本橋センチュリー(1世紀)クラブなので100年を目指してします!」 D会長はその後の司会(TMOE)も務めました。
そしてNさんからは、今夜の言葉「気分晴れ晴れ」。 梅雨明け直後にぴったりの言葉でした。
また、各ロールにて計時係Nさん、集計係Tさん、文法係Tさん、がそれぞれ初役割を担いました。
準備スピーチの部:
スピーチ1人目は大和バイリンガルクラブからのゲストスピーカー Kさん、タイトルは「運命からの祝福」。 ご自身が大病を患らい、病気に勝たれたエピソードと、作曲家のベートーベンが 「運命」を作曲したときの状況を重ね合わせ、力強い発声で、ドラマチックなスピーチを聞かせていただきました。 スピーチ冒頭、タイミングよくカミナリが鳴ったのが印象的。
2人目は日本橋センチュリー SさんのACユーモアスピーチ。 タイトルは「そんなこと言われても」。幼稚園のバレエ発表会の時、みんなはチョウチョ役なのに、自分1人だけクモの役を任された事、また大人になって旅館の女将さんになってほしいと頼まれ、一本釣りされかけた時のエピソードをとてもコミカルにスピーチされました。 『あの時の小さなクモも、今は美しいチョウチョになれたかなー』がとてもよかったです。
3人目は日本橋センチュリー IさんのCC9スピーチ。 タイトルは「物事を決める」。家庭、会社、自治体、国など様々な単位で議論し、物事の決める際の、メンバーの選定、ファシリテーターの重要性に関する考察。 淡々とスピーチしつつ、笑いのネタをさりげなく入れてくるところがニクいです。 『夫婦の逃げられない関係の場合、意見が対立すると物事が全然決まらない。』のくだりがとても面白かったです。
論評の部:
総合論評のSさんがとり仕切られ、各論評者に対する論評を披露されました。
論評1人目AさんはKさんのスピーチに対する論評。 ベートーベンに扮した論評がとても印象的。
論評2人目OさんはSさんスピーチに対する論評。 Sさんのスピーチの笑いのポイントや、語順の使い方等、緻密に論評されました。
論評3人目YさんからIさんのスピーチへの論評。 日本的な組織環境で物事を決める事の難しさについてコメントをされました。
ユーモアスピーチワークショップ:
ファンタジスタトーストマスターズクラブからのゲスト Kさん(マーサ先生)よるワークショップ。
自虐ネタ、失敗談、ダジャレ、聴衆が共感出来る内容、ギャップ、コントラスト等、ユーモアになる要因の確認。 また一般的ユーモアスピーチが成功するのは、ユーモアアトモスフェアとアティチュード。 その実現の為には、相手を楽しませようというおもてなしの気持ち、バカになる勇気、感情を表に出して話す事が重要等々、ユーモアスピーチの作成にあたり多くの示唆を得ました。 それから失敗談を話す実地練習も行いました。
受賞者発表の部:
ベスト論評は2名、AさんとOさんが同時受賞、ベストスピーカーはSさんでした。
最後に:
Sさんの入会式が行われ、参加されたゲストからの一言コメントの際、更に2名の方々からの入会表明をいただきました。
次の例会は7/31 千代田トーストマスターズとの合同例会です。 お楽しみに。