準備スピーチは5本、各論評者からスピーカーの個性をとらえた感想、アドバイスがありました。
百年の恋が冷めた一言 CC#2 Hさん、”古くからあるものはいいものだなと思って”の一言で、3か月分の給料を使ってニューヨークまで会いに行った片思いの男性への恋心、憧れが崩れてしまった。格好のよさ、先入観にとらわれず、人とつきあっていくことを学んだという甘い恋物語と教訓のスピーチでした。時間オーバーになってしまいましたが、どんなに素敵な恋だったか、熱い想いが伝わってきました。
人間力を高めよう CC#9 I田さん、 ロボットが人間のやることをどんどんこなしていく時代に、人間が生き残っていくための強みは何か? 不安定さ、想像力、思いやり。クラブにロボットが入会してきたらどうなるか、あまり考える人はいないと思いますが、ロボットと共存するために人間力を高めようという語りの裏に、人間はロボットに取って代わられることはないのだというメッセージも隠されているように思えました。
Pen and apple CC#1 Dさん 最初この人は頭がおかしいのでは?と思った歌、踊りに、実は自分感じていること、言いたいことと似たような要素があるのではと思ったDさん。最初にPPAPの踊りも披露してくれました。以前日本に住んでいた時困ったり、戸惑ったりしたエピソードから、人と人との違いを理解していろいろなことにチャレンジしていこうと考えたそうです。クラブでもいろいろ挑戦してくださいね。
仕事の体幹トレーニング CC#9 W田さん、コミュニケーション力こそ仕事をこなしていく上での体幹力、これを鍛えておけば、どんな状況にも適応でき、仕事もできるというメッセージを、一貫して力強い調子で聴衆に訴えていた迫力のあるスピーチでした。トーストマスターを続けていくのは、まさにこの力を養っているに他ならないのですね。体幹運動もやってみせてくださって、身体能力も鍛えているW田さんが、きょうのベストスピーカーでした。
前のめり AC #1 Oさん、身体に異変を感じて、医者にマッサージに行ってみると、心のケアができていなことを悟り、座禅道場に通い始めたそうです。スピーカーは既に人格者なのですが、人格者になる、不動心を鍛えることを目指していくそうです。ユーモアスピーチながら、精神が健康であることの大切さ、集中力を鍛えることの大切さを伝えてくれた学びのスピーチでした。このOさんの笑いを取るテクニックを褒めながら、もっと誇張して笑いを取っていってもいいのではないかと論評をしたT橋さんが、ベスト論評者でした。
テーブルトピックマスターは、J田さん。秋季大会が開催された広島にちなんだ話題で、地元料理の好きなもの(T橋さん、千葉のトウゾ)歴史上の好きな人物(T中さん、田中角栄)お薦めの本(S水さん、グリム童話)、日本語コンテストのお題、宇宙にテーマパークを作るなら(Uさん、偏見のない宇宙テーマパーク)Uさんがベストでした。
きょうは、出席予定だったメンバーが欠席だったり、遅れたりしたこともあり、準備スピーチの後、入会式、論評、テーブルトピックと進行順が変わりました。出席メンバーは柔軟に対応して、それぞれに役割を担当。Y本さんの詳細で建設的な総合論評で、出席メンバーはまた次も頑張ろうと思ったことでしょう。そして、M島さん、入会おめでとうございます! ベスト論評賞を取られたゲストのT橋さん、お越しくださってありがとうございました。
次回は、12月8日木曜日、人形町区民館で19時から英語例会です。